じめじめした季節を健やかに過ごす〜梅雨の薬膳茶おすすめ5選〜

植物

梅雨は雨の日が続き、湿度が高くなることで、体調や気分に変化を感じやすい季節です。

「なんとなく体が重い」「食欲がわかない」「むくみやすい」「頭がすっきりしない」といった不調を感じる方も多いのではないでしょうか。

東洋医学では、梅雨は「湿(しつ)」の影響を受けやすい季節と考えられています。

そんな梅雨の時期には、毎日の飲み物を少し工夫して、心と体を整えていきましょう。

今回は、梅雨におすすめの薬膳茶をご紹介していきます。

梅雨は「湿」に注意する季節

薬膳では、自然界の変化と体は密接につながっていると考えます。

梅雨は雨が多く湿度が高いため、体の中にも余分な水分がたまりやすくなります。

この状態を「湿邪(しつじゃ)」といい、さまざまな不調の原因になるとされています。

例えば、

  • 体が重だるい
  • むくみやすい
  • 胃腸の調子が悪い
  • 食欲不振
  • 下痢や軟便
  • 頭が重い
  • やる気が出ない

などは、湿が関係していることがあります。

そのため梅雨は、体の余分な水分を巡らせ、胃腸の働きを助ける食材やお茶を取り入れることが大切です。

薬膳茶とは?

薬膳茶とは、漢方の考え方をもとに、体質や季節に合わせて選んだ植物をブレンドしたお茶のことです。

「薬」という名前が付いていますが、特別な生薬だけを使うものではありません。

身近な素材、たとえば

  • はとむぎ
  • なつめ
  • 菊花
  • 陳皮(みかんの皮)
  • クコの実
  • 黒豆

なども薬膳茶によく使われます。

これらは、毎日のティータイムに気軽に取り入れることができます。

梅雨におすすめの薬膳茶5選

① はとむぎ茶

梅雨に最もおすすめしたいのが、はとむぎ茶です。

はとむぎは体の余分な水分を排出する働きがあるとされ、昔から美容や健康維持のために親しまれてきました。

むくみが気になる方や、体が重く感じる方にぴったりです。

クセが少なく飲みやすいため、毎日続けやすいお茶でもあります。

② 陳皮茶

陳皮とは、乾燥させたみかんの皮のことです。

爽やかな柑橘の香りには気分をリフレッシュさせる効果が期待され、胃腸の働きを助けると考えられています。

食欲が落ちやすい梅雨時期にもおすすめです。

紅茶やほうじ茶に少量加えるだけでも、手軽に楽しめます。

③ 黒豆茶

香ばしい香りが魅力の黒豆茶。

体をやさしく温めながら巡りをサポートするとされ、冷たい飲み物が増える季節にもおすすめです。

カフェインを含まないため、夜のリラックスタイムにも向いています。

ほんのり甘みがあり、とても飲みやすいお茶です。

④ なつめ茶

疲れやすさを感じる梅雨には、なつめ茶も人気があります。

なつめは古くから美容や健康を支える食材として親しまれ、心を落ち着かせる働きがあるといわれています。

イライラしやすい時や、睡眠の質が気になる時にも取り入れたい薬膳素材です。

自然な甘みがあるため、ほっと一息つきたい午後にもおすすめです。

⑤ 菊花茶

頭が重い、目が疲れるという方には菊花茶がおすすめです。

すっきりとした香りが特徴で、気分転換にもぴったり。

デスクワークやスマートフォンを見る時間が長い方に最適です。

暑さを感じ始める梅雨後半にも飲みやすい薬膳茶です。

薬膳茶をより効果的に楽しむポイント

薬膳茶は、一度飲んだからといって劇的な変化が現れるものではありません。

毎日少しずつ続けることが大切です。

また、冷たい飲み物ばかりでは胃腸に負担がかかることがあります。

梅雨の時期はできるだけ、温かい薬膳茶をゆっくり飲むように心がけることで、心身ともにリラックスすることができます。

その日の体調に合わせて、

  • むくみが気になる日は「はとむぎ茶」
  • 疲れた日は「なつめ茶」
  • 食欲がない日は「陳皮茶」

というように、最適なお茶を選んでください。

梅雨を快適に過ごすために

梅雨の時期は、薬膳茶を飲むだけでなく、生活習慣も意識するとさらに快適に過ごせます。

  • 軽いストレッチや散歩で体を動かす
  • 湯船に浸かって汗をかく
  • 冷たいものを摂りすぎない
  • 消化の良い食事を心がける
  • 睡眠時間をしっかり確保する

こうした習慣と薬膳茶を組み合わせることで、湿気の多い季節でも心地よく過ごしやすくなるでしょう。

雨音の中で楽しむ薬膳茶

梅雨は自然界だけでなく、私たちの体にも大きな影響を与える季節です。

体が重く感じたり、気分がすっきりしなかったりするのは、季節の変化によるサインかもしれません。

そんな時こそ、温かい薬膳茶を一杯いれて、自分をいたわる時間をつくってみてください。

はとむぎ茶や陳皮茶、なつめ茶などは、毎日の暮らしに取り入れやすく、季節に寄り添う習慣として続けやすいものです。

お気に入りの器に薬膳茶を注ぎ、雨音に耳を傾けながらゆったりと過ごすことで、忙しい日常の中でも心穏やかな時間を過ごすことができるでしょう。

今年の梅雨は、ぜひ薬膳茶を取り入れて、心と体をやさしく整え、健やかで穏やかな毎日を過ごしてください。

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